About Atsushi Toyama 


Vol.1 -革との出会い-

ATSU LEATHER WORKS 代表の

Atsushi Toyama氏。


どのようにして革と出会い、

ブランドを立ち上げたのか。

そのルーツに迫る。


今回はその第一弾。


長野県は松本で生まれたToyma氏。


ラジコンやプラモデルといった

流行り物にはあまり興味が無く、

一人遊びが好きな子供だったという。


この頃から何かに没頭する、

そんな人間像が伺える。


そんなToyama氏は

幼稚園から中学生まで書道に通っていた。

書き順などでなく、

自由に書くことの楽しさを教えてくれる先生で、

とても好きな場所だったそう。


「学校に行かない日も書道は休まず行ったよ(笑)」


"色のない物に色を付ける"

と言う行動は現在と変わらないのかもしれない。


先祖に鷹匠を持ち、

実家に飾られていた手甲、

古い槍の持ち手に革が使われていた。

幼少期から革に触れ、

無意識のうちに

革が自身を形成する一部となったようだ。



そんなToyama氏が本格的に

革に触れ始めたのは18歳の頃。

最初は趣味程度で仕事の傍ら

財布などを作っており、

遊びに行った東京の展示会で

カービングと出会う。


そこでカービングに魅了され

この世界に飛び込んだ。


そこから9年ほど二社のレザーメーカーで働き、
技術と造詣を深めていく。


2008年に一念発起し

現在の株式会社外海(Sotomi)を立ち上げる。


自分自身でゼロから作り上げたい、

作品づくりへの情熱と衝動から現在の礎となる

レザーカービングの世界へ

没頭していくと事となる。


まずハイブランドやメゾンブランドが

立ち並ぶ青山に工房兼店舗をオープンさせる。


行き交う人のファッション感度がピカイチな街で

勝負する事は決して容易ではない。


誰もが知るようなブランドでさえ挫折、

撤退を余儀なくされるほどファッションフリークへ

刺さるデザイン性、クオリティが

求められるエリアだからだ。


この地でToyama氏の作品に共感する

たくさんの出会いを経験する。



Toyama氏は日夜新しい作品、

唯一無二のデザインと技術を模索していた。



それから年月が経ちToyama氏は

現在の代官山へ移転を決意する。


渋谷と恵比寿、ショップや飲食店の立ち並ぶ

賑やかなエリアに挟まれながら

都会の喧騒を忘れるようなローカルな場所。


そんな稀有な雰囲気に惚れ込み

移転を決めたとのこと。


ファッションの街という観点では

青山に引けを取らない

ハイセンスな人々を相手に

勝負したい情熱は変わらず、

心機一転、より作品作りに没頭する日々を送る。


代官山へ移り、Toyama氏が求めていた

唯一無二に出会うこととなる。


そんな”唯一無二”、独自技法のThe Oreが誕生することとなるがそれは次回でご紹介するとしよう。



Toyama氏本人の言葉で語られる


"ATSU LEATHER WORKS YouTube Channel"


で生い立ちから

現在までのブランド変遷を

紹介している。


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ATSU LEATHER WORKS


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・Mon.〜Fri.

12:00〜20:00

・Sut.〜Sun. &Holiday

13:00〜20:00


【Address】

〒150-0033

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エム・ワイ代官山 1F


【Tel】

03-6455-1351